Introduction:
終わる。あの子もこの子も次々と終わっていく。刈り取られる方の悲鳴はどうやら気にならないらしい。正義のヒロインが言うところの「AVは悪魔の所業だからね」ということなんだろう。「最高のダメージを与えてやった」だの「君らの仕事がなくなるのはなんと素晴らしきことか」だのと輪になって踊る集団を見ながら、どちらがベビーフェイスでどちらがヒールなのかを考える。玉屋レーベルとて例外ではない。この度、販売停止BOX第4(死)弾という形で追随する。DWD-036~045の中から5枚をランダムに封入した封印BOX。XX機関に「なぜ他社が避けることを御社はやるのか」と怒られ、「じっくり吟味させてもらう」と大幹部を集結させた映像チェックは1週間に及び、「この作品を撮ろうと思った理由」とやらを書面で提出させられた我ら玉屋レーベル(本当)。昭和のAV制作自伝でしか読んだことのないXX機関とのトラブルの末、生み落とされたDVDが遂に葬り去られる。新企画をリリース表に載せて告知すると、すぐにXX機関から折り返しの連絡がきて「まさか、例のアレいじってないですよね、あなたがた」と嫌味を言われたりする。ものすんげー目をつけられてる。つまり、この機会に我々がどこで怒られたのかを想像し、フィクションからノンフィクションを探すことができれば更に楽しめるということ。さようならキモ男ヲタ復讐動画DVD版のDVD(ややこしい)。最後のスペシャルプライス¥2,929(肉肉価格)。この作品はフィクションです。それでも豚男は実在するし、女性は泣いている。あなたに真実は見えますか?