Introduction:
見てしまった不貞の事実。しなければ良かった妻への尋問。聞いてしまった行為の詳細。妻の為に選んだ再構築。だが、本当は…いじめられていた僕は、大人になり、そこそこ有名なデザイナーになった。この世界は弱肉強食、相手になめられたら終わり。だから僕は常に強気に作品は最高の物をという感じで頑張ってきた。妻からはもっと物の言い方をとたしなめられていた、今思えば妻は僕を助けようとしてくれていたのだろう。新規の取引で、昔の同級生、友達が担当になった。そして今日、妻が僕が仕事をしている最中にもかかわらず、風呂場で、見てしまった。怒りに駆られた僕は、妻を尋問し、詳細を聞き出した。聞けば聞くほど苛立つ内容に、僕は下半身の滾りを抑えられなくなった。その後、僕は妻を許し、再構築を選んだ。妻との行為も出来るようになったが、あの日妻が告白した不貞の話よりも興奮することが出来ない。多分妻もそうだろうと思う。僕は海外出張と嘘をつき、家を空けた。不貞がなければそれは良い事だろう、しかし僕は、妻が彼を呼ぶ事を期待している。僕の妻が、あいつに抱かれ、快感を貪り、うっとりと余韻を楽しむ。今僕はそんな想像をしながら自慰をしている…。